燃料電池とは
燃料電池とは、水素と酸素のもつ化学エネルギーを電気エネルギーに変換する「発電設備」のこと。
乾電池や蓄電池のように「電池」という文字が使用されていますが、電気を貯めておいて、それを供給するのではありません。
燃料電池のイメージ
燃料電池の仕組み
水素はガスボンベから供給し、酸素は空気中の酸素を利用
燃料電池の特徴
発電時にCO₂を発生させないクリーン構造で、地球環境に貢献する装置としてPRできます。
point01
停電・災害への対策
水素ガスを備蓄しておくことで、非常・緊急時に長時間の電力供給が可能になります。
BCP対策にも大きな効果をもたらします。
point02
クリーン・静か
発電時に生成されるのは水だけで、地球温暖化ガス(CO₂)を排出しません。化学反応により発電を行うため、エンジンを使う発電機と比べ、静かに稼働します。
point03
面倒な設備も経費も不要
従来の自家発電には、発電機の設置に加え、燃料タンクや換気・排気設備など大掛かりな工事が必要でしたが、燃料電池には不要です。省スペースで発電できるため、余計な経費がかかりません。
point04
地産地消の電力
電気需要のある場所で発電するため、送電線が不要です。そのため、送電ロスもありません。
point05
メンテナンスが簡単
ディーゼル・ガソリン発電機のような機械的な可動部が無いため、点検が不要です。
使用する水素の特徴
水素は危険物ではない
危険物ではありません。
また、300m³未満の使用については、高圧ガス保安法の許認可や資格は不要です。
長期間安定して、大量の貯蔵が可能
長期間、安定的に大量貯蔵が可能です。
重油や軽油のように、品質劣化しません。
無限の資源
水素はいろいろな物質に含まれて、どこにでも無限に存在する循環エネルギーです。このため、枯渇する心配がありません。